クラスメイト

世代別のバスケ日本代表に選ばれるクラスメイトを好きになったユイは、10時間会話をしたら告白すると決意した。

登校時にあいさつをしたり試合を観に行ったりと、自分なりにアプローチをするも、あまり上手く会話にいたらずいつもモヤモヤする。

　そんな時は決まって前の席にいるアイノへ愚痴をこぼしてストレスを発散するのがお決まりのパターン。
アイノに対してはご飯を一緒に食べるのも遊びに行くもの何の気兼ねもない。
高校生になって1ヶ月がたったが、計測不能なほどいつもしゃべっている。

ユイにとってアイノは友達だった。
しかしある時、クラスメイトから気になることを言われる。


「アイノってユイのこと好きらしいよ」