にゃー!!!!かわいらしい小説。小憎たらしくて、えらそうで。でもふわふわでぬくぬくのあいつ。われわれが奴らのとりこになってウン千年。奴らから主導権を握ることが出来たことが少しでもあっただろうか。これは人と猫の関係性の寓話でもあり、ただひたすらににゃんが可愛いお話でもある。なんというか、根拠はないのだが、近い将来ほんとうにこうなってしまうのではないかと思ってしまいました。
「うわぁ、可愛い子たちだなぁ」と読み進めて行く。「はて、何かが可笑しいぞ」と思い始める。すると、オチで「おぉおおお」と叫ぶ。そんな話。こんな猫欲しいな……。可愛すぎる。
見事なSF。なんか変な感じがするなあ……そうかそうかそういうことか……え!? って作品。二回読みたくなる。二度目はもちろん猫の気持ちになって読む。ところでみんなレビューでにゃーにゃー言い過ぎ。