第3話

「ん……」

意識が覚醒する。

ここは、どこだろう。

どうしてこんな狭いところに……。

とにかくここからでよう。


チハルが体を動かした、矢先


「っ痛!」

全身に痛みがはしった。

そして、痛みによって思い出す。

そうだ。

過去に戻るために軍の基地へ行って。

へんな薬打たれて。

タイムマシンに乗せられて……。

それから、、、

ダメだ思い出せない。


ここは、過去の世界だろうか?

だとするとタイムマシンからでてはいけないとあの黒服の女性が言っていたような。

とにかく今は無事にru-puできた事に安心した。

「ん?」

ru-puできたのかな?

私は薬を打たれてから今まで意識がない。

だから、、、ru-puしたかしていないか

わからないじゃんか。


とにかく外へでてみよう。

過去の世界では外に出るなと言われているが

少しくらいなら大丈夫だろう。


私はおそるおそる体を動かし

タイムマシンの扉を開け、外へでた。


そこには_______



荒廃した旧軍の基地が広がっていた。


人は誰もいない。


地面は割れたコンクリートに砂が覆いかぶさっている。


天井はなくなっており、瓦礫が地面の上に広がっていた。


そして赤い空が姿を見せている。


意識が混乱する。

何があった?

ここは過去の世界なのか?

そんなはずはない。

だって、だって目の前に映し出されている光景は間違いなく現代のものだ。


なぜだ?

何があった?

私が意識を失っているあいだ。


ダメだ。情報が少なすぎる。

何もわからない!

とりあえず基地からで__


私の思考は遮断された。

突然。


ドン!

と目の前に現れた人型の人ではない

なにかによって。


そいつは私が知っている生物の中で例えると



蛇だった。



続く


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ru-pu @ainekok

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