感性に素直に共鳴します。ストレスなく感動しました。
素敵な文章
文の展開も、言葉も、終わり方も綺麗だと思いました。思わず、最後の数字を換算してしまったw
文章のまとめ方が、心に残る感じでした。短編ならではなのかもしれませんが、それぞれを掘り下げた長編もあれば面白いかと思います。
どんな人間に「死ぬほど愛している」と言っても、相手が死んだからと言って自分も死ねるとは限らない。そんな現実と愛が描かれ、思わず涙腺が緩んでしまいそうな一作。
なんども繰り返して読んでしまいました。一文字一文字を、じっくりと噛みしめて読んだらきっと読後の、余韻が素晴らしく心地の良いものになるのではないでしょうか。
思わず何年生きたか、計算しちゃった♪それでも、やっぱり愛していたんだと思う。ちゃんと一生覚えていたのだから。僕は、とても好きな物語りです。
重い話を軽く書く、ということの具現。多くの人がトライすることでしょうが、なかなか難しいはずです。これは、うまくいった良作。いい。
オチは予想できるんだけど、主人公は懺悔や後悔の念を抱きながら生きたのか、あるいは人生から逃げたくなる時だけ都合よく死ぬ理由にしたかったのか、結局は人生を全うしたようだ。結構、淡々と進んでいくので、そのあたりが読み取れなかった。読み取れなくて正解かもしれないが。意図的なのだろうが、主人公が薄い感じがした。
“死ねばいいのに”がキーワードのこの短編小説。私的にはこの話の展開は予想外で、「あぁ、こういう展開もありか…」と思わず感慨深く考えてしまいました。結局人というのはこういうものなのでしょう。短編をとても上手く活かしているこの作品。一読の価値、大いにありです!
ランキングの欄を覗くと目に入ったので見たところ、なるほどと唸らされた作品。ランキング入りも納得です。モノローグでの繋げた言葉の数々は、主人公のあふれ出る想い(出)を上手く表現し、あらすじや冒頭から悪印象を彼女には持つも、途中のどんでん返しで驚きと共に彼女への印象が変わる。息を吐かせず次々と変わる場面を上手く纏めている文章からは、作者の筆力の高さが窺えます。時間も惜しまず、読んで損どころか得しかない作品。是非、一読を。
誰よりも大事に思っている筈の君。その君の囁きは、僕自身の追憶なのか。過ぎていく日々を描いた作品のようでいて、最期まで生きるべきを生きた僕の回顧のようにも見えて。人は自分の生を精一杯生きるべきだというメッセージのように感じました。
当たり前だけどあまりに悲しい。そんな事実を粛々と、そして巧みに描き出した傑作。少し変わったやり取りの真相を知ると締め付けられるような痛みを覚え、読み終えた後にはぽっかりと心に穴が開いていることでしょう。もしかしたら、貴方は綺麗な涙を流しているかもしれません。
どっしりした感じが欲しかったです。 うーん、若い人には受けるかも知れないけど。 老いて死ぬまで、そんなにサクっと行くものですかねえ。
不器用で可愛らしい愛情。冒頭から匂わせるような雰囲気があり、スルッと入ることが出来ました。途中のどんでん返し……ですかね? には素直に驚きましたし、そこで物語に深みが加わった感じ。 短編ならではの最低限の文章、読者の想像を掻き立てるストーリー。 らしさ、があるような、素敵な作品です。
なんかじーんとくるストーリー。好きです。この短編。
2000文字の中に人の人生がぎゅっと詰まっているとんでもない作品です!ずっと驚きがやってくるような展開でした!☆☆☆!!