素直に読めば、作品内での「いいね」は、かー子の私への羨望であり、自身への寂寥。 帰省先をもつ読者にはそれぞれ実家から離れた事情があり、私(作品内の私ではない)にもやはり理由がある。この作品でそ…続きを読む
曖昧な表現って捉え方も人によって変わると思う。このお話でのいいねはとても羨ましかったんだと感じました😌
作者さんのどの作品もそうですが、丁寧な描写が短い作品に確かな輪郭と細やかさを与えています。 個人的に槇原敬之さんの『遠く遠く』を思い出しました。 誰しもの、心の原風景に触れるいい短編。そう思…続きを読む
非常に共感できる部分として、親との距離感があります。家族というのは不思議なもので、縁もゆかりもない他人から見れば、複雑怪奇な感情を互い互いが持ち合わせていることも珍しくありません。大切に想っ…続きを読む
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