物語というよりも、シニカルなエッセイという印象が強い作品集です。クールな感じ。どの話も、非常に考えられているなと感じました。
黒澤伊織です。旧ペンネームは山野ねこ。出版するときに、なんか作品とそぐわない名前だったので、重めの名前に変えました。 作風としては、社会派の小説が多いです。…
短編一話一話の完成度については言うことがないけど、それより、短編をこの数書き続けていることがとにかくすごい。一気に読むよりは少しずつ読んでいきたい。
たくさんの短編が散りばめられていて、それぞれ飽きない作品集。ニヒルなユーモアに、にやりとしながら読み進んでいました。
万華鏡をのぞいた時のように、知識や経験やユーモアがキラキラしていると感じました。
比較的知的な話が多く、教訓的な話がけっこうある。 概ね短いが興味深い話が多いと思った。
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