胸が痛い、そう感じる一方で……

確かに自分も思い当たることがあります。
自分が殺してしまった物語はたくさんあります。
その中には、当然発表すらしていない物語もあり……というか、おそらく発表すらせずにHDDの中に捨てた物語の方が多いでしょう。


……ただ、一方で、その捨てた物語の一部が、別の物語の一部として蘇ることもあるわけで。
だから、僕らは殺した物語に『次はもっと素晴らしい物語として生返らせてみせる』と言うしかないのかもしれません。
それができるかどうかは、僕次第ですけど。

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