ネタバレを含みます。
むっちゃんがいっくんにズンズンの新しい彼氏の話をしちゃって軽く怒られるところがめっちゃキツい。わかる。めっちゃわかる。ある。
思春期の頃ってどうしてそんなことしちゃったんだろう?みたいなことが本当に無数にあって多分変な病気にかかってるんだと思うけど平気で人の神経を逆なでして怒られて初めてそれに気づいたりする、そういう混乱とイタさみたいなのがさらっとガチッと描写されていて、ああ〜〜青春だな、こりゃ〜〜キラキラですわ〜〜と思いながら読みました。
どうして青春は案外嫉妬や羨望やそういうネトネトした湿気にまつわる思い出の方がよく考えたら多くて実際思い出すとアイタタタ〜〜なのに、キラキラしていることになっているのかというと、影ができるということは光があったからなんだろうなと青春のキラキラについて30分ほど考えてしまった。
その辺がむちゃくちゃリアルなおはなしだったのでちょっと苦いものを感じつつスッキリ読みました。
自分は舞台袖の人間だと思いながら、そうでない同級生へ願望を投影するの、愚かで愛おしい。ウーンキラキラ〜〜