刑音楽部のガールズバンド

作者 神山イナ

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19人が評価しました

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★★★ Excellent!!!

一見すると、「プロレスラー?」と思うようなメンバー、そして必殺技。

「軽」音楽やガールズバンドに対するイメージや概念、そして私自身も粉々に打ち砕く衝撃作でした。

「制裁」、「血沫」、「放火後」、「勘当の」など、バイオレンスな言葉が散りばめられています。

「SPECIAL INTERVIEW」ではメンバーの本音が垣間見え、「【番外編】SPECIAL PROFILE~スリーサイズ公開処刑編」では、読者を大混乱に陥れる・・・

残酷描写、暴力描写、性描写有りですが、全てこの作品の魅力と醍醐味になっています。

常識を壊し、己を壊し、ファミレスの扉を壊し、彼女達は背中で語る・・・

★★★ Excellent!!!

自由で、面白くって、荒唐無稽で、ロックンロール。うたい文句だけだと、そういう小説は山ほどありそうですが、なかなか本物は少ない。そして、この『刑音楽部のガールズバンド』は、本物だと感じました。

ストーリーは説明してもしょうがない話ですが、女の子たちのバンドが音楽で人を殺していく話です。ロックな小説って、こういうものなんですね。

★★★ Excellent!!!

構成員が全員女性のロックバンドが、生温い音楽界に粛清を下す物語!

とにかく構成員が熱い! 熱すぎる!

これは物語だから取り乱さずに読めるんでしょうが、おそらく実際に構成員達の奏でる音楽を耳にした瞬間、感嘆のあまり全身に電流が走り、失禁してしまうこと必至の、パワーがその文章から伝わってきます。

そして途中途中で登場する、バンド名や曲名などに使われた宛て字やパロディー、ネーミングセンスがとにかく光っていて、面白すぎます!

百聞は一見に、あ、一聴に如かず。
彼女らの奏でるソウルのこもった音楽を、ご堪能あれ!

★★★ Excellent!!!

2/22 最後のレビュー(ラストライブ)

 ロックを語るのに言葉はいらない……
 これはかの自称文豪、あっぷるなんたらが酔った勢いで言った恥ずかしい言葉だ。
 意味なんてない。
 ただ、頭の悪い言葉をシャウトしただけなんだ。
 そう、なんでそんな黒歴史をここに書いたか……
 それはこの作品に触れたとき、改めてその言葉の意味が、意味もなく俺の脊髄をカバティしながら駆け巡ったからさ。

 このロックな作品は確かに日本語らしき言葉で書き殴られている。
 だが、そんなことはどうだっていい!
 洋楽聞くのにスワヒリ語やピダハン語を理解してる必要はねぇ。
 ただ、奏でる音楽に酔いしれれば良い、それだけだ。
 そう、この作品は日本語と認識する必要はない。
 書き殴られた『神山いな』のシャウトをヘドバンしながら貪り尽くせば良い!

 そして触れたヤツは感じるはずだ……
 脳髄のどこかが痺れてくる瞬間ってヤツをな……
 これはマ○ファ○をやったヤツならわかるあの感覚ってやつさ……俺はやったことないからわっかんねぇけど……

 ふ……これ以上のご託はこの作品を穢しちまう……

 俺から言えることはただこれだけだ!

 黙ってこの作品に触れろ!
 触れて触れて舐め尽くせ!!
 『意味』や説教臭ぇ『設定』なんておままごとな言葉が吹っ飛ぶはずだ!!!
 それが俺が惚れた『神山いな』の世界ってヤツだ!

 それが理解できないようなら、来世に期待しな……

 もっとも、来世を信じるような甘ちゃんには、来世でもこの男が奏でる『世界』は理解できるはずもねぇけどな……

 楽しませてもらった!
 以上である!!


10/6 レビュー更新
 いや、もうなんだろう。
 おかしさがとどまる事を知らない。
 って言うか、ただただクレイジーだよこの作品(爆)
 もう、読むという行為さえいらないかも知れない(え?)…続きを読む

★★★ Excellent!!!

「反逆」と書いて「ロック」と読むならば、この作者はまさに文芸界のロックンローラーだ。
音楽で人を殺せるという狂った設定のもと、狂ったキャラの人物達が狂ったバンド対決を繰り広げる。ロッカーの生き様に定石はないが、人として許せぬ悪行は存在し、主人公達は悪の道に走ったミュージシャン達に正義のロックで裁きを下す……というのが本作の骨子だ。

奏でる音楽が物理的威力に変わるという発想自体は、別段新しいものではない。我々の知る世界には、太鼓の響きで魔物を倒す鬼もいるし、流星に跨り宇宙の戦争を止めるアイドルもいる。
それら無数の先達の中で本作が異彩を放つのは、ただひたすらに反逆(ロック)を突き詰めているという点においてだ。主人公達が作中の音楽シーンに対する反逆者であるとするなら、作者は創作文芸そのものに対する反逆者である。
本作の作風は、不条理系音楽コメディの傑作「デトロイト・メタル・シティ」を思わせるところもあるが、DMCが曲がりなりにも漫画の体裁を保とうとしていたのに対し、本作は徹底して「ふつうの小説」であることを拒絶する。

犬の吠え真似を音楽と言い張る噛ませ犬バンドを一刀両断にする第1章。
オタクを食い物にする口パクアイドルグループを叩きのめす第2章。
音楽を売らず見た目の美しさを売るオサレ系ビジュアルバンドをぶった斬る第3章。
究極のゆとりに浸かって育ったクソガキDJを人の道に立ち直らせる第4章。
狂気と凶器を振りかざすヘヴィメタバンドに正義の鉄槌を下す第5章。
一人ぼっちをこじらせたソロミュージシャンの亡霊に引導を渡す第6章。
そして主人公の因縁の相手、実の父との音楽法廷闘争に挑む第7章(レビュー執筆現在、途中まで)。

どの話を読んでも、何から何までぶっ飛んでおり、読者の中にある既存の小説の概念は完膚なきまでに破壊される。キャラクター造形や小説作法の常識などぶち壊してやる…続きを読む

★★★ Excellent!!!

「読め!」








レビューは以上である! 解散ッ!

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…え?

……ダメ?

…………それじゃダメなの?

ナニ? 文字数が少ない?

仕方ないなあ……。じゃあ追記します。

えーと……

「とにかく、読め!」

どうだ。読点込みで5文字も増やしたぜ☆

……え?

…………これでもダメ?

いいじゃん、書くことないんだもん。

この小説、すごすぎるんだよ。
すごすぎて、レビューが書けないんだよ。

あのね、簡単にいうと、

「全面ハチャメチャ」なの。

とにかく「終始一貫メチャクチャ」なの。

でもね、この作者さんはそれを全部

「計算」で埋め尽くしてやってるんだ。

すごいよ、作者さん。

だから、このダサダサのレビューをそっ閉じした
よい子のみんなは、ソッコーで本文に進むんだ。

まずは、最初のページからだぞ?
本を読むときは、それがゼネラルルールだからね。

それだけでいい。本当に、それだけで。

すぐに、この文章の魅力と魔力に筆力に取り憑かれて
一気読みしたくなっちゃうから。

それと、よい子のみんな。

忘れちゃいけないことが、ひとつある。
自分の誕生日を忘れないように、
好きな女の子(男の子)の誕生日を忘れないように、
ひとつの名前を心から離さないようにしてほしい。

「神山いな」さんっていう名前だ。

いいか、約束だぞ?
この人は将来、もっとすごい世界を見せてくれることになる。
今のうちから知っておけるなんて、君たちは幸せだ。

……おっと、いかんいかん。

そろそろ、君たちが本文に進む時間だな。
いい読書になることを約束して、
私もこの短いレビューを終わろうと思う。

――今度は本当に、解散ッ!








★★★ Excellent!!!

いい意味でぶっ飛んでます。

ロックです。

文字が弾けて読み手の魂を揺さぶります。

ルビが最高!!

韻の踏み方がパナイ。


勝手ながら、
『贅沢な文字使い』の称号を授けます。

★★★ Excellent!!!

ロックバンドの姿を借りた、音楽仕置き人。そんな感じの物語。

アンプもスピーカーも無視し、過激に徹底的に破壊しまくるロックのライブはまさしく殴り込みの感がします。

ここまでやりきれば、むしろ読後の爽快感は格別です。

「えっと、これはどういう意味で表現しているのかな?」なんて頭で考えるな!  ロックは生き様だ!

最初から最後まで、ハイテンションで突っ走るコイツは、サイコーにイカレたロックだぜ!  でしょうか。

あっぷるさまの「あっぷる図書館」から背表紙だけを見て本棚から取り出しましたが、面白かったです。

★★★ Excellent!!!

完全オリジナルで、ここまでブッチギリな作品はアマチュアでは、なかなか見当たらないです。

新しいものを生み出す力自体がロックなわけですが、そういう意味でもかなりロックしてます。

読み専として他の作品も期待したいです。

★★★ Excellent!!!

久々に自分的★4つギャグwwww
スゲェ好き、こーゆー独特のギャグセンス♪♪
ワタクシの大好きな、あしかサマのギャグにつながるよーな、ものすごいギャグの才能を感じます!!!
カクカクはどーにも男性作家の方が多いので、女子大喜びの作品が評価されるのは難しいでしょうが、この世の構成は男女半々、安心してガンガンその道を貫いていただきたいです!!!!
お笑いが大好きなワタクシ、モチロン、大ファンですよ~(*´з`)~♪
女子の皆さま、ゲハゲハ笑える小説、ここに有りマス (∩´∀`)∩
常人には真似できない、独特の言語表現も、ステキですね (^_-)-☆

★★ Very Good!!

 ついでに言うとストーリーというものがあるのかどうかも怪しい。パンクロックというものが、体制に対する反逆だと言うのなら、この作品は小説という概念に対するパンクであるように感じた。
 面白いかと言われると困る。正直読む人を選ぶ作品だと思う。でもまぁ僕は好きだな。ロックンロール!