まだ部分的にしか読んでいますが、どの章も作者様の鋭敏な言語感覚を覗わせるもので感服します。
ペンネームの「吾妻」は出身地から、 「栄子」はファンである香港俳優の張國榮(レスリー・チャン)から取りました。 きらびやかな都会に憧れて故郷を出たものの愚か…
作者が普通では、書きづらい事も、作者本人が、はっきりと書いて、バサッとダメなところは、ダメだと書いていく作品です。こういうはっきりとした作品が、大好きです。憧れます。
特に後半の『ことばはむづかしい』や『名文』について書かれたところ、何度も読んでしまいました。日本語の美しさにあらためて感動しています。私の実家には日本文学全集とか、世界名作選とか、日本の古典名作…続きを読む
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