非常に理知的。現実的な指摘。

「ファンタジー」そのものの歴史を勉強したような気持ちです。確かにその通り。
様々なものが記号化し、それを受け入れてしまっている現状。よくよく考えれば、「おかしくない?」と思う事も多々。
とはいっても、作者はそういったものを否定したい訳ではない。一つの問題提起として、時折読み返す必要のある文章と感じた。

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