鏤められた小さな物語、それらを束ねる『にごろあまた』の真の役目とは

最初はすらすらと読める楽しいSF短編小説でしたが、ラストへ進むにつれて全ての物語が必然的に吸引されるような締め括りに鳥肌が立ちました。
一つ一つの物語のオチや意味は勿論のこと、この『にごろあまた』に隠された意味と目的を知った瞬間に目から鱗が落ちる人も大勢いる事でしょう。
特に中盤の2569Coreは何度も読んでみる価値のあるストーリーでございます。

その他のおすすめレビュー

黒蛹さんの他のおすすめレビュー313