男性なら誰でも身近に存在するけどそれについて公共の場で言及することは半ばタブー視されているモノを題材にしたショートショート。一見、奇を衒ったコメディタッチの作品だが、根底にあるのは現代の独身若年男性の中に漠然とした不安や諦観を文字通り自分の分身として見つめ直す。一笑に付すこともできるし、考えオチのようでも有る。
下ネタだと思って読んだら素晴らしいディストピア小説でした。何のために生きるのか、何のために働くのか、人間は人生に何を求めているのか、最終的に人間の欲求はどこまでシステム化されるのか、おちんぽ…続きを読む
わたしのぱぱは、ぞうさんです。 おみみと、おはながおっきいです。 てれびのあふりかとくしゅーで、ぱぱは、かつやくしています。 ままは、ちがうのよ、っていうけど、わたしもぞうさんに、なりたいで…続きを読む
タイトルにつられてどんな内容かと読んでみたら……ただの質の良い小説でした。好き。
この作者の短編は立ち止まらなくていい。文章も読みやすくストンと落ちる。長編を書いてもうまいだろうな、と感じる。プロかなと勝手に想像したり。ほか作品も読んでみたいです。殺伐とした世界だけれど、ほんとう…続きを読む
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