元RPGツクラ―の物書きです。フリゲ制作を卒業して小説の世界に飛び込みました。
表題通り結末まで目が離せず、一気に読めた。短編である事を差し置いても最も重要な点である。作者の力量、特に構成の巧みさがそうさせているように思う。描写の配分も過不足ないものであった。強いて挙…続きを読む
人間心理への深い洞察から生まれる美しい物語。桜子さんが可愛く見えるから不思議。記号的ではないキャラクターに魅力があるのは、微細な内面まできっちりと描き切っているが故でしょうか。面白いです。一読…続きを読む
愛情表現は人それぞれですが、この作品に出てくる桜子は一線を越えた愛情表現をしてきます。端から見れば恐ろしい場面の連続ですが、恋人の春哉が軽くいなすからか、なぜか微笑ましい雰囲気を感じ取りました。…続きを読む
愛憎は表裏一体とは言いますが、よくよく読んでいき……なるほど、そういう事なのかと納得しました。こういう愛情表現しか出来ない。しかし、一度きりしかないという事実に達して漸く過ちに気付く。所々に物騒な…続きを読む
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