2ー2.5 従者・エリザベート
私は主人に仕える杖。主人をサポートするのが仕事だ。
主人は魔王。今回は……スイラッドっていう名前だったかな。
先代様達は国を守るためにその身を捧げたが、スイラッド様は違った。
なんでも、自分の手でこの世界を変えてやるというのだ。
なんとも魔王らしからぬお人だ。
しかし、私にとっては魅力的に見える。
今まで国の為、人の為だといって、私をのけ者にしてきたが、スイラッド様は私を求めてくれる。使ってくれる。
眷属達だってそれを願っているはずだ。
あなたのためなら、この命が果てようと構わない。
そして、あなたは30万人の大虐殺を成功させた。
正に私たちの希望。世界を統べるべきお方。
でも、なんであなたはそんな悲しそうな顔をしているんですか?
なんで苦しそうにしているんですか?
まるでこんなことは望んでいなかったかのように……
最強の勇者様は色々思うところがあって世界をぶっ壊す魔王になりました 松竹梅 @sidarezakura
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。最強の勇者様は色々思うところがあって世界をぶっ壊す魔王になりましたの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます