自由帳

しゃる

1㌻ 生きる意味ってなんだろう?

 人生、生きていて一度くらいはこの疑問を抱えることだと思います。

 私も誰かとちょっと深い話や恋愛の相談をしているとき急にこの話題を思いつき、話し込んでしまって本来の目的を忘れてしまったことが多々ありました。

 それでも、これだ!という回答に繋がったことがありません。

 

 まず「生きる」とはどういうことか。最低限の水分や栄養を摂取し、呼吸と睡眠と排便を繰り返していれば生きることは可能でしょう。

 しかし、街中で上記の事をしていれば「生きている」と思いますか?という質問をすれば「いいえ」と答える人も少なからず、いることでしょう。

 つまり生物的には「生きている」が、社会的には「死んでいる」という事だと私は思います。

 となると、社会的に「生きている」とはどういうことか。

 私は、この部分が一番の悩みの種だと思っています。

 問題はどこからが「生きていて」、どこからが「死んでいる」と判断すればよいのかの線引きが出来ないことだと思います。

  

 ここから私の個人的な意見を述べます。

 私が考える生きる意味は「生きる意味は無い」という事です。もちろん、これはネガティブな思考などではなく、今は無いだけであって自分で探すものだと思います。

 先ほど私は社会的に「死んでいる」と表現しましたが、実際はまだ生まれていないだけではないでしょうか?

 つまり、生まれてもいないのに死んでいる表現はおかしいという訳です。

 自分の言っていることを否定しただけですね(笑)

 話を戻します。自分で探すことだと述べましたが具体的にはどういうことなのか。

 それは、自分で「これが生きる意味だ!」と決めたことが生きる意味だと思います。

 「愛する人を守る」や「ある分野の研究」、「アニメやラノベを布教すること」など何でもいいのです。中でも一番ポピュラーなのは「自分の子供」でしょう。

 私は行為に意義があるのではなく、その決意に意義があると思います。

 自分の人生です。他人にとやかく言われる筋合いなんて、どこにもありません。 

 そして、その決意を貫き通すことが大事です。どこかに、それを理解してくれる人は必ずいます。

 ただ、それによって人を巻き込んだり、不幸になる人や嫌な思いをする人も出てくると思います。そして代償や責任が出て来ることがありますが、それは受け止めてあげてください。

 

 みんな同じ人間1回目なんです。したいことをしましょう。



 ちなみに私の生きる意味は、まだ探している途中です。


                                     終

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