しみじみと読める。味わい深い。男性ですが、特に前半は身につまされました。
とりあえず読み専でいこうかと思います。
期待に膨らんだ夢のような生活と、現実の毎日。主人公の葛藤が、こつこつと秒を踏む秒針のように大きく響く作品。時間だけがどんどん進む中、私の生活には何の変化も訪れていないのではないか、といった主人公…続きを読む
白い日なんてくそくらえじゃッ、そもそもなんでユリウス暦に則って祝わないかんのじゃっ、とキャッチを読んで思った。全然期待しないで本編読んだから不意打ちみたいに涙が出た。ホワイトな日は関係なかったん…続きを読む
語りは一人称、読みやすい丁寧な描写が読者に優しい印象でした。恋人以上夫婦未満、そして彼のお母さんみたい、という二人の状況を端的に表した言葉たちが主人公の悩みを表しているように感じました。
一日一日、ひと針ずつステッチを入れていった刺繍模様のように、あたたかくて、そして美しい。
もっと見る