公平な選考をするつもりはないって、応募要項で言ってるじゃないですか!!

納得できないから審査方法を変えろ、というのは暴力的な要求でまっとうではありません。
応募要項の審査方法には明記されていますし、応募者はその点を納得して参加しているはずですから、「応募した人が納得できない」という意見は応募した人を「応募要項も見てない馬鹿やろう」と言っているも同然です。

さて、読者によるランキング選考を行っているということですが、これはおっしゃるとおり小説の内容を純粋に評価する方法ではありません。知り合いの多さや運など、小説以外の要素も大いに選考に反映されます。中身空っぽでも「俺のごみ作品1位にする感謝祭」という祭りを起こして成功すれば1次選考を通過するかもしれません。
この時点で主催者側は作品に対して公平な選考を行うつもりは無いことが分かります。ランキングを利用するということは、「膨大な作品を全て精読する労力を使わずにふるいをかけたい」という意思の現れです。その結果、面白い作品が1次落ちしたり、代わりにつまらない作品が通過したりするリスクがあるのは避けられません。

参加者はそこを理解して、わきまえて、読まれなくても酷評されてもへこたれず、できればおもしろい作品を私の前に持ってきて、楽しくコンテストに参加して欲しいです。

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