最新話まで読みました。続く謎が気になり第一夜では終われなかったです。絶景を力に変えて人形が少女を守り夢を叶える。時折入ってくる鬼との会話も気になります。夢と絶景という全体に漂う儚さが美しい物語ですが隠された続きが冒険の物語が気になる構成です。ただの御伽物語ではない。メルヘンでありかつそこにあるのは人間のどこまでも現実的な夢に対する想い。諦めきれない切なる願い。美しいのはそこに広がる絶景ではなく夢に向かって諦めず命をかけてひたむきに駆け抜けようとする人間の姿のように思いました。
物語の中に、語部と聞き手が現れ、ある少女と語部の冒険譚が語られていく。 読みやすい文章で、多くの謎を感じさせながら進む話は、物語中の聞き手と同期するように聞き入ってしまい、夜から読書を始めれば、朝焼けまで読みふけってしまうかもしれない。 ファクタジーとメルヘンの間にありながら、まるでSFのようなオチまで用意された大人向けの幻想物語だ。 第一夜の最後であなたも衝撃を受けるかもしれない。
動く人形である灯火が語り手となって物語りを進めていく話です。灯火と一緒にいる人物は廻という不思議な少女。二人は協力して孤島から脱出しようとするが……。幻想的な雰囲気がある小説です。まさにファンタジー小説と言ったところでしょうか。文章も読みやすくスラスラと読んでいけます。私がこのレビューを書いている時点で第四話まで投稿されています。まだまだ序盤のようですが先が気になる作品です。次の話も期待しています!
一気に最新話まで読んでしまいました。続きが気になります。