天真爛漫な少女が見せる大人びた一面にドキッとしました。

本編(長編)にてこのシーンを読ませて頂いたので、その時の感想です。

藍音の置かれた境遇が切なくて、読みながら一緒に辛い気分になってしまいました。
だからその後、由佳里が「藍音」と囁いた時、思わずうるっとしてしまいました。
ぞくっとと表現してもいいかもしれません。
鳥肌が立つくらい感動しました。

底抜けに明るい由佳里が不意に見せた大人びた一面。
見事に打ち抜かれました!

そして由佳里が子供の頃から何度か繰り返す言葉
「こういう時は『ありがとう』って言うんだよ」
の台詞にまた感動です。
(この台詞ですが、恐らく由佳里の母親がよく言っていた台詞なんだろうなって思います。多分、きっと)

この娘たちの世界をもっともっと覗いてみたくなる、そんな短編でした!