軽快かつ明瞭な描写。地の文でこんなに楽しませてくれる作品にはなかなか出会えないです。
ぼちぼち小説を書いています。 ちょっとファンタジーな恋愛や切ないヒューマンドラマが好きです。
読んでいて心地よいと感じる文章の裏にはなにかしらのリズムがあるものなのかもしれません。ステキな短篇です。
読み終わってから、あのときの「てぬいぬ様」の「しぬみりとした箪笥のやうに押し黙った顔」を思い出して、大笑い。いいセンスの作品です。
内容と文体のミスマッチがなんともシュールでした。
慣れてないと暗号文のよう。うっかりストーリーを読み間違えて2回読み直してしまいました。噛めば噛むほど味が出るってこういうことなんでしょうか。他の作品も読んでみようと思います。
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