一読すると真珠夫人か乱歩の怪奇小説の匂いがする。菊池寛と乱歩の名前が出てくるので意図してるのは間違いない。しかし乱歩というよりは中島丈博である。どろりと愛憎の沼がぶくぶく。中島丈博も真珠夫人を書いているのでそういうことなのだと思う。ニヤリ、としてしまう、そういう作品。
読み専
面白すぎて丸一日かけて読んでしまいました。戦前の昭和を舞台にしたダークファンタジーです。カテゴリでいうとピカレスクロマンのたぐいだと思います。主人公は女性なのですが男性向け要素も強い気がします…続きを読む
楽しく読ませてもらっていますどのキャラも魅力的ですがなんといっても主人公の咲が一番好きです若く美しくなんといっても妖しく濃厚なエロスの気配がありとても大人びているけれどほのかに哀愁がにじ…続きを読む
キャッチコピー、言葉の選び方、重厚感。センスを感じる。デザインとしての評価。着地点はわからない。期待あり。
まだ二章ですが場面のひとつひとつが舞台のような・・・和製版のダウントンアビーのような印象です。
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