幸せの象徴は

第1話

四葉のクローバーがほしいと言ったら

君は探してくる　と言って

君は会いに来てくれなくなった

君がいてくれたときは

怒ったり　悔しく思ったり

喧嘩もしたけれど

そんなこともなくなった

たくさんの時間が流れていって

君は

僕を忘れてしまったのかな

なんて

思っていたら突然　現れた君

手には

四葉のクローバー

色んな感情が一気に押し寄せて

涙がこぼれた僕に

君はとまどい　謝った

ちがう

謝るのは僕の方

ごめんね

もっと早く気づけていたら

僕にとっての四葉のクローバーは

君だったんだ

君がいてくれれば

また

怒ったり　悔しく思ったり

喧嘩もして

毎日が慌ただしく　忙しくなる

毎日が

きらきらと輝く

もうどこにも行かないで

僕の

四葉のクローバー