開設してからまだ三日も経っていないけど、「カクヨム」さんにはもう少し読者に優しくなって欲しい。

開設してからまだ三日も経っていないけど、「カクヨム」さんにはもう少し読者に優しくなって欲しい。

　ぶっちゃけ、読者目線で見るとこのサイト使い勝手が悪すぎる。

　開設したばかりの、まだ二日目のサイトに対していきなり文句をいうのもなんですが、こうした不満の声もあげていかないと改善される契機もできないだろうと思いまして、あえて苦言を書かせて頂きます。

１．トップページの情報量が少なすぎる。

1-1．紹介される作品数が絶対的に少ない。

　ピックアップでランダムに作品を表示させるのはいいけど、一ジャンルにつき三作品×七ジャンル＝二十一作品しか紹介しないって、数として少なすぎだろう。

　登録作品の全体数から考えると、この数ではねえ。

　個人的な意見としては、トップページにはもっと多くの作品についての情報を表示させて欲しいです。

1-2．キャッチコピーのフォント、大きすぎ。

　個人的には、このキャッチコピー、要らないです。

　だって、これ読んでも作品内容の具体的な説明になっていないことが多いですから。

　作品を選んだり呼んだりする立場からいえば、そんなキャッチコピーよりもまだしもあらすじを素直に表示してもらったほうが役に立つ。

　あと、作品タイトルのフォントよりもこのキャッチコピーのフォントの方が大きくて目立つ、って、これはなんの冗談？

　その情報、本当にトップページで目立たせる価値がありますか？

1-3．ジャンル差別。

「歴史・時代」と「エッセイ・ノンフィクション」、「その他」のジャンルがトップページには表示されない仕様になっているのは、公平性を欠いている。

　運営側として人気なジャンルと不人気なジャンルに差をつけること自体がいけないとはいわないけど、ここまで露骨なのもどうかな。

　少なくとも、真面目にこの省かれたジャンルに取り組んでいる作者の人たちは、かなりの不公平感を持つと思うけど。

　トップページにすべてのジャンルを表示するだけのスペースがないということなら、十ジャンル中七ジャンルの情報をランダムに表示させればいいだけのことでは？

　だって、現状ではトップページをいただけでは、そういうジャンルの作品も登録、公開されていいるということさえわからないわけだし。

２．検索性、一覧性があまりにも貧弱。

2-1．検索機能があまりにも使えない。

　作者名で検索してもヒットする情報が出てこないっていうのは、いくらなんでも致命的だと思う。

　作品情報に含まれている単語で検索しろっていうことだろうけど、初見の読者はそもそもどういう作品が登録されているのか知らない、わからないから検索機能を使うんですよ。

「作品についてある程度知らないと検索機能が使えない」って、卵が先か鶏が先かじゃないけど、検索機能として意味あるの？

　また、同じ文字列でもカタカナとひらがなが違うとやはりヒットしなかった。

「カクヨム」さんの検索機能は、うろおぼえの情報にも優しくはないらしい。

2-2．作品リスト表示化機能が貧弱。

　たとえば各ジャンルをクリックして中身を見ようとしても、表示されるのはきっかり三十件だけ。

　ピックアップでも新着でも、たった三十件分の情報だけしか閲覧することができない。

　これって、あまりにも情報量としてが少なすぎるでしょう。

　三十作品って、登録作品数と比較して、全体の何パーセントに相当しますか？

　各ジャンルに登録されている作品数も、わたしが探してみたところでは表示されているところがなかったのでここで詳しい数字は出せませんが。

　膨大な作品の中から自分好みの作品を選ぼうとしたら、えんえんとピックアップの項目をリロードしてランダムに選択される作品を表示させなけりゃならない。

　あまりにも無駄が多いし、時間がもったいない。

　一言でいえば、効率が悪い。

　いくら登録作品数が増えたとしても、不特定多数の人が目当ての作品にアクセスするのを妨げるようなシステムは、やはりこの手のサイトの仕様としては適切ではないと思います。

　登録作品数がいくら増えても、その作品へアクセスする手段を運営側が減らしているようでは、死蔵しているのと同じです。

　以上の根拠により、現状の「カクヨム」さんは自分好みの作品を探そうとする読者の側からは、あまりにも不親切なサイトであると結論します。

　こういう意見をもつのはわたしだけかと思ってちょっとネットで調べてみたら、似たような不便さを感じている人たちは決して少なくはないようでした。

　ちょっと検索してみれば、似たような意見はごろごろと出てくるかと思います。

「カクヨム」さんは、大手出版社様とそれなりの開発能力を持つ企業様とが提携して立ち上げたサイトなわけです。

　今後の発展のためにも、もう少し作品を探し、閲覧する読者側の目線や便宜に留意してシステムの改善を行っていただくことを希望いたします。