まず冒頭だ。不条理な出来事が起こっているのに、あたかもそれが日常のように淡々とした生活が描かれる辺りに、面白さを感じれるか否かでこの作品を楽しめるかどうかは決まる。
楽しめる人は安心して、続きを読めばいい。終始そんな感じだし、なんなら冒頭をはるかに越えるような不条理が次々とぶっ込まれてくるから。
一つ確かに言えるのは平凡な1日、と題してこの作品が出てきたら、私は間違いなくキレる。だって詐欺だもの。
でも、騙されても、結果面白ければそれでいいやと思えてしまう。ある意味、力技である。
もしも我こそは、というツッコミ気質の方がいれば絶対に読むべきだ。
ツッコミの渋滞にハマらずに、この高速を抜けられるとは、到底思えないけれど。
どこがいいかを抜粋しようとすると全文コピペする羽目になるので、レビューなんて読んでる暇があったら本文を読み、最高の日常にトリップするのがいいと思う。
「つづいて為替と株とオリハルコンです。」
が何故か壮絶にツボだった。
オリハルコンは先物なのかな。やっぱり。
追記:天才かよ……天才多すぎるだろ……なんなんだよ……。
やはり話ごとに感動を伝えたいが、三鷹市には俺も少々むかついていたので、宣戦布告に賛同の意を表明したい。
追追記:ユニコーンが喋っているだけで笑える。
しかも、ストーリーが有機的に組み立てられてきた。いったいどうなるんだ。マジか。一発ネタじゃあ、ないのか。俺も武装蜂起を、する準備をした方がいいのか。
追追追記:DONBEYはずるすぎるだろ。
神様の新作良かったですねー。素敵な話でした。