第6話 逃亡戦

化け物はいろんな人間がいるこの大通りことメインストリートにやってきてしまった。

政府達は人間をすぐさま避難させるも、化け物にとっても好都合だった。

逃げる人間達を次々と殺していく。

その中で走れる隙間を探し、逃げる俺もいわば一般市民みたいなもんだ。


「はぁはぁ…!」


政府と化け物の交戦によって建物が崩れていく。

壊れていく街の中で俺はあいつから逃げるように必死だった。

真後ろで爆発音、それ以外の音も聞こえてくる。

悲鳴、人が死ぬ声、化け物の叫びが。


「あそこだ!行くぞ!」


政府の関係者達は今は化け物退治に夢中で、俺がいても気にかけない。

そしてメインストリートを抜け、逃げれるところまで来れた。

幸い逃げた近くに渋谷へ行ける駅に辿りつき、電車のチケットも購入できた。

電車は正常に動き、渋谷へと向かった。

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TROUBLRETiON 焚斗 @takuto

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