異常でアンバランスで非日常の様な日常

殺人の後片付けをする『掃除屋』が高校生として生活する日常をさも当たり前の様に描いている。残酷な非日常である筈なのに、淡々とした口調で主人公が話を進める、という事が理由なのでしょうか?
非日常なのに日常、というアンバランスさがこの作品の魅力だと思ってます。また、主人公の大志が成長していく様も魅力的でした!父親との関係も何だか他人の様で他人ではない、とまたまたアンバランスで不安定!素晴らしい!
キャラクター達はとても魅力的で更に個性的!
三木の独りよがりで人を人として見ず、王様の様に堂々としているのが大好きです!吐きそう!(褒めてます)
この様な作品がまた読めたら嬉しいです。読みたい......。

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