ローアングルバトル小説

美脚を剣として戦っていく話です。
そのため描写は下から描かれ、そしてほとんど上にあがりません。
テンポの軽妙さとか、言葉遊びとか、足への情熱を極めているとしか思えない発想とか、色々と魅力はあるのですが、個人的にはこの奇妙な視点位置がとても印象に残ります。

そしてふと、剣脚商売を読んでから街に出ると、読者の視点もつい下がっていき「あ、あの脚は攻撃力高そうだな」と考えているうちに視点が固定する妙な経験をすることになります。なりました。

その他のおすすめレビュー