★
0
概要
もし、人類よりも優れた者がこの世界に生まれたら 彼等は僕らを殺すのか
この世界で明日の保証は基本的にない。原初の怪物という化物は色々なところにひしめいているし、そもそも治安が悪く真っ当な人間は生き残れず、生き残っている奴らは大半は悪党だ。土地の多くは枯れ、豊かな所は強きモノしか受け付けない。救世主はどうしたかって?笑わせんな。救世主って奴らは、俺達人間の目線で物を見ちゃいねぇのさ。救世ってのは、俺等《にんげん》が居ない方が都合がいいらしい。大抵、俺等を殺しに来るやつしかおらんさ。
ある男が、旅人にそうぼやいた。
『今、人類史上初となる完全な世界平和が達成されました!』
画面の先でおよそ2世紀ほどいがみ合っていた2人の首相の握手と共に歓声と感情を隠しもしないアナウンサーの声が響き渡っている。
たった今、人類、いや世界は完璧ではなかろうと全員が手を取ることに
ある男が、旅人にそうぼやいた。
『今、人類史上初となる完全な世界平和が達成されました!』
画面の先でおよそ2世紀ほどいがみ合っていた2人の首相の握手と共に歓声と感情を隠しもしないアナウンサーの声が響き渡っている。
たった今、人類、いや世界は完璧ではなかろうと全員が手を取ることに
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?