概要
神が降りるのは、一柱だけでいい。
ロンドンの空を護り抜いたMI6の諜報員BOSSに、次の任務が下る。舞台は新大陸、ワシントンD.C.の戦勝記念パレード。表向きは代表団の護衛。だが密命は、二人の要人と大統領の排除だった。
分裂寸前の合衆国には、西岸、南部、北部、正統政府と、四つの勢力が牙を研いでいる。ミサイルの破壊を狙うイタリアの軍人ラクリマ。内戦へのNATO介入を企てるアルフガント大佐。そして、日本皇軍の巨躯、田中権左右衛門と、ロシア王党派の青年、ドミトリー・ロマノフ。
誰もが、パレードの日に何かを賭けていた。
爆音が響き、空が割れる。降りてきたのは、金色の光と、白い光。人ならざるものが、同じ日、同じ場所に降臨するとき、世界は何を選ぶのか。
合衆国の選択が、いま、始まる。
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