概要
人類の1%未満。流されない俺を、世界はモルモットと呼んだ。
幼稚園のお昼寝の時間、眠くもないのに目を閉じる周囲に「なぜ?」と問いかけ、大人たちに毛嫌いされて育った藤原零(ふじわら れい)。十九歳になり、写真科の学生となった今でも、世間でいう「普通」が異常に思えてならなかった。大人が語る綺麗事、テレビが流す人工的なニュース。世界全体が精巧な箱庭のようで、俺は自分の目で見た事実だけを切り取るために、カメラに救いを求めていた。そんなある日、未知の感染症による緊急事態宣言が街を襲う。
恐怖に流され、考えることをやめて家に閉じこもる九十九パーセントの従順な人間たち。
だが、ただ一人カメラを持って無人の渋谷スクランブル交差点に立った零の行動は、水面下で実施されていた『世界実験』の管理者たちに「異常者(モルモット)」としてロックオンされてしまう――。
周りがどれだ
恐怖に流され、考えることをやめて家に閉じこもる九十九パーセントの従順な人間たち。
だが、ただ一人カメラを持って無人の渋谷スクランブル交差点に立った零の行動は、水面下で実施されていた『世界実験』の管理者たちに「異常者(モルモット)」としてロックオンされてしまう――。
周りがどれだ
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