概要
人の想いには、咎が憑く
『此方(かなた)の境界、楪の空』
世界には、誰も気づかない場所に「境界線」が存在している。
それは日常と、その裏側を隔てる見えない境界。
そして境界の向こうから、人の未練や後悔、絶望、願いといった強い想いに呼応するように、異形――「咎憑き」が現れる。
咎憑きによって引き起こされる事件に対処するのは、特殊な力を持つ者たち――「調律師」。
彼らの戦いは、ただ怪物を倒すだけのものではない。
そこには必ず、誰かの人生と、誰かの想いがある。
そんな世界で生きる少年、此方 枢(コナタ クルル)。
ある出来事をきっかけに、彼は境界線の存在と、その向こう側に広がる世界へと足を踏み入れることになる。
そこで出会うのが、少女――黒鉄 楪(クロガネ ユズリハ)。
強さと危うさ、そして優し
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