概要
誰よりも強くなって帰った。祖国では、それが罪だった。
「じゃあ、俺が先に行く」「……三秒待って」
十年、同じ組で魔法を学んだ炎の少年と氷の少女は、誰よりも強くなって祖国へ帰った。両親に見せるために。けれど十六歳のふたりを待っていたのは、故郷の墓標と、手錠だった。魔法王国は滅び、魔法そのものが罪になっていたのだ。地下牢の先客が語る、皇帝の秘密。裁かれるべきは、敵だけなのか。正しい側など、どこにもない国で、ふたりが選ぶ答えとは――。
十年、同じ組で魔法を学んだ炎の少年と氷の少女は、誰よりも強くなって祖国へ帰った。両親に見せるために。けれど十六歳のふたりを待っていたのは、故郷の墓標と、手錠だった。魔法王国は滅び、魔法そのものが罪になっていたのだ。地下牢の先客が語る、皇帝の秘密。裁かれるべきは、敵だけなのか。正しい側など、どこにもない国で、ふたりが選ぶ答えとは――。
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