概要
削り合いながら、生きていく。
唐間と楼月は夫婦で青森の美術館で開かれている、『蔵朔 縛日羅彫刻展』に訪れ、二人で彫刻の作品を見ていた。ところが、『真夜中の内緒事』という作品が二人の間で目に止まり、唐間が楼月との日々を思い出している間、楼月は悲痛な顔をする。実は、唐間の知らないところで、楼月と縛日羅が付き合っていた時の、一部始終を表現した作品であった。時は1年以上前に遡り、楼月は友人の結婚式で出会った縛日羅から、展示会のパンフレットをもらい、神経症やせ症をイメージして作った作品に心を揺さぶられる。楼月がそのことをきっかけに、縛日羅のアトリエに訪れ、楼月は神経症やせ症であることを打ち明ける。二人は共通点を見出し、秘密の関係として互いの関係性が強まっていた。そんな時縛日羅の友人の同僚から、神経症やせ症の女の人と付き合っている
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