概要
生きているのに死亡済み。二体のロボットが少女の命を国家から奪い返す。
【全24話/毎日20:30更新】
国の記録では「三日前に死亡済み」。
それでも少女ミオは、廃墟ビル地下の診療所で息をしていた。
彼女を運んできたのは、患者を見捨てる命令を拒み、片腕を失った最新型医療支援ロボット〈マカーセイ11〉。
治療を引き受けるのは、七年前の医療事故ですべてを失った、免許停止中の医療師ユリ・マツバラ。その傍らには、記憶を失っても患者を見捨てない旧型〈シンパイー9〉がいる。
ミオに残された時間は数時間。
根本治療ができる装置は、彼女を「死亡済み」と判定し、回収しようとする国立医療センターにしかない。
七年前、医療AI〈エバ〉は治療承認を四十七秒保留し、ミオの姉レイは死亡した。
だが、生存を決めていたのは病状ではなかった。
収入、職業、前科、社会への貢献度――国は人間の価値を
国の記録では「三日前に死亡済み」。
それでも少女ミオは、廃墟ビル地下の診療所で息をしていた。
彼女を運んできたのは、患者を見捨てる命令を拒み、片腕を失った最新型医療支援ロボット〈マカーセイ11〉。
治療を引き受けるのは、七年前の医療事故ですべてを失った、免許停止中の医療師ユリ・マツバラ。その傍らには、記憶を失っても患者を見捨てない旧型〈シンパイー9〉がいる。
ミオに残された時間は数時間。
根本治療ができる装置は、彼女を「死亡済み」と判定し、回収しようとする国立医療センターにしかない。
七年前、医療AI〈エバ〉は治療承認を四十七秒保留し、ミオの姉レイは死亡した。
だが、生存を決めていたのは病状ではなかった。
収入、職業、前科、社会への貢献度――国は人間の価値を
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