概要
価値なしと言われた「愛」を選んだ少女は、今日も誰かを愛しいと思っている
魔法が当たり前に使われる世界で、少女が選んだのは、誰も必要としなくなった魔法だった。
その名は――「愛」。
「愛しい」と思った気持ちを、誰かに伝える。
ただ、誰かを大切に思った気持ちが、少しずつ誰かのもとへ届いていく。
そんな、小さな「愛」の物語。
その名は――「愛」。
「愛しい」と思った気持ちを、誰かに伝える。
ただ、誰かを大切に思った気持ちが、少しずつ誰かのもとへ届いていく。
そんな、小さな「愛」の物語。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「素敵」を伝えるだけの、不器用な魔法
「愛しいと思った気持ちを、伝える魔法」——これほど不便で、これほど尊い魔法があるでしょうか。実用性ばかりが評価される世界で、誰にも顧みられなくなった魔法を、まっすぐな少女が選び取るところから物語が始まります。
出会う人それぞれに気持ちを届けるたび、思いがけない反応が返ってくる展開に、切なさとおかしみが同居していて目が離せません。飾らない文章表現がかえって心にじんわり染みて、読んだ後、誰かに「素敵だな」と伝えたくなる一編です。
こんな人におすすめ
静かであたたかいファンタジーが好きな方、不器用でまっすぐな主人公の物語に惹かれる方、少し切なく心に残る短編を探している方。