概要
「ねえ紡、青は愛の色なの」
これは天才芸術家だった少年が、本物の天才になるまでの物語。
白木紡は幼い頃から芸術家を志していた。
しかし、両親の死をきっかけに世界は「灰色」に変わった。それから進学を機に故郷から新天地へ移った紡だったが——そこで黒瀬玲愛という天才小説家に出会う
白木紡は幼い頃から芸術家を志していた。
しかし、両親の死をきっかけに世界は「灰色」に変わった。それから進学を機に故郷から新天地へ移った紡だったが——そこで黒瀬玲愛という天才小説家に出会う
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!君の情熱が、灰色だった世界に色を灯す
両親を失い、以前のような色彩を絵に込められなくなった紡。彼が出会うのは、小説家として活躍する同級生・玲愛です。
印象的なのは、才能の華やかさだけでなく、その人が何を美しいと感じ、何を譲れずにいるのかまで伝わってくること。文化祭の演劇を通じて、理想を追う情熱と、誰かと一緒に作品を作る難しさの両方に触れられます。
文学の話に夢中になる玲愛や、そんな彼女に率直な言葉を返す紡のやり取りも楽しく、二人が遠慮なく語り合えること自体が嬉しくなりました。
誰かの情熱に触れて、自分の中にもまだ熱が残っていたと気づく。そんな瞬間に胸を動かされる、創作と青春の物語です。