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概要
カード認証は一件だけ。捨てた輪ゴムが、翌朝戻ってきた。
危険箇所の点検に訪れた建築設計事務所で、翌朝、代表の北城がプロジェクト室の床で死亡していた。
前夜、同席していた社員が部屋を出たあとも、北城は生きていた。
ところが、その後に残ったカード認証は、北城本人の一件だけ。
さらに、前日にゴミ箱へ捨てたはずの幅広の輪ゴムが、扉脇の観葉植物から落ちてくる。
誰が、どうやって部屋へ戻ったのか。
輪ゴムは何のために使われたのか。
神本と相原が事実をつなぎ直していくうち、建築家たちの「誰が最初に考えたのか」という、仕事の名前をめぐる歪みも浮かび上がる。
神本シリーズ短編集・第3話。
前夜、同席していた社員が部屋を出たあとも、北城は生きていた。
ところが、その後に残ったカード認証は、北城本人の一件だけ。
さらに、前日にゴミ箱へ捨てたはずの幅広の輪ゴムが、扉脇の観葉植物から落ちてくる。
誰が、どうやって部屋へ戻ったのか。
輪ゴムは何のために使われたのか。
神本と相原が事実をつなぎ直していくうち、建築家たちの「誰が最初に考えたのか」という、仕事の名前をめぐる歪みも浮かび上がる。
神本シリーズ短編集・第3話。
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