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【時代考証】登場する小物について【拳銃編】

お久しぶりです、ヱルダです。
この年の瀬の忙しい中、洗濯機が寿命を迎えました。
なんてこったい……

 ◇   ◇   ◇

今日は、男裝女とヘビースモーカーに登場する小物の紹介、
特に「銃」について紹介したいと思います。



まずは、啓と來良の二人が下げている銃について。

これは添付画像でも描いたり、SNSでも少し触れたのですが、
「南部大型自動拳銃 乙型」、通称「パパ南部」です。

とにかく時代考証には気を配っていて、キーアイテムになる銃はかなり悩みました。
しかしやっぱりシルエットで「この時代の銃」とわかるようなデザインと、
「乙型」という名称が好きで、この銃にしました。

また、來良はどうやって啓の銃を手に入れたのか? という点でもこの型は優秀で、
二人が飛ばされた1920年に、陸軍技術本部に送られている記録があるんです!

なので本編には書かれていないですが、
來良はそこに置かれていた銃を一つくすねてきた――といういきさつが生まれました。

 ◇   ◇   ◇
來良が啓に銃を手渡すシーンはこちら
https://kakuyomu.jp/works/16817330667511913402/episodes/16817330667516032878
來良が弾を込めるシーンはこちら
https://kakuyomu.jp/works/16817330667511913402/episodes/16817330667516077337
 ◇   ◇   ◇

ちなみにホルスターは「十四年式」で使われていたような、革の物を想定しています。
そのため「ホルスターの蓋を開ける」描写を多用しています。



それではもう一丁。
ラヂオ塔の職員が使っていた銃について。
こちらは「二十六年式拳銃」です。

調べていただければわかるんですが、回転する部分が付いているのが魅力的です。
これはあえて啓や來良と違う銃を登場させることで、
立場の違いや銃を構えた時の描写(や映像)の違いを見せたい、
という思いから採用しています。

 ◇   ◇   ◇
職員が銃を構えるシーンはこちら
https://kakuyomu.jp/works/16817330667511913402/episodes/16817330668369074979
 ◇   ◇   ◇


ガンヲタではないので、浅いお話しかできず恐縮ですが、
ちょっとだけでも世界観が深まればいいな……と思って書いています。

パパ南部も二十六年式もそうなんですが、やっぱりこの時代の銃はかっこいいですね!

次はタバコ編になるのかな? ということで、今回はこの辺で。
お読みいただきありがとうございました!

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