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正月にお屠蘇を呑む。【毒を吐いているだけなので】

明けましておめでとうございます。

正月らしく、普段は観ない系の映画をサブスクで漁っております。

「PERFECT DAYS」
役所広司さん主演の映画。中野ありさは思っていた女優ではなかった。
一言で言うと「同じに見える日々は無く、毎日は美しいものだ」っていう一行で済む話なんですけどね。ノスタルジーな音楽と街並みと雰囲気と役所広司さんの演技力に丸投げ感があって。
ばら撒かれた伏線も一切回収無しで、想像力で補えるでしょ?感。
まぁ良い映画なんですけど、侍タイムスリッパーがヒットしたのには理由あるよなぁって思わざるおえない。
これを役所広司さんと主演男優賞候補として比べるのは酷ですよね。演技力ありきな映画しか来なかったらしょうがないじゃん、て。

正月らしくお屠蘇を呑みながら観ました。
幼い頃、お正月の神社で呑んだ『お屠蘇』なるもの。小学生の頃母親に呑みたいとせがんでも、これがお屠蘇として出されたものは只の日本酒で、それは御神酒なんですよ。
いつかあの『お屠蘇』なる物を鱈腹呑んでみたいと思っていた少年時代。
最近、ふと記憶が蘇って調べてみると、味醂と日本酒を半分づつ割ったものに『屠蘇散』なる物を漬け込んだ物が、幼少の頃に呑んだソレだとわかりました。
早速本味醂と日本酒を300ミリづつと屠蘇散を二袋買ってきて大晦日の夜に仕込みました。

結果、まぁ濃かったですね…。
かつて初めて神社で呑んだお屠蘇は、三三九度的な盃で出されてほんの一口で呑みきっちゃう。だからこそ沢山呑みたいと思ったのですが。でもそれが正解だったッス。

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