スペースオペラとは宇宙活劇である。SFとごっちゃにされることもあるが、イコールではない。
思いっきり乱暴にザックリ分けると、SFは「理系の小説」と言える。科学的な根拠や確からしさのある世界設定を元に描かれた物語だから。
対してスペースオペラは理系である必要がない。舞台が宇宙でさえあればスペースオペラだ。歴史宮廷絵巻であろうと、政権闘争物語であろうと、おとぎ話であろうと、宇宙で物語が進行すればスペースオペラである。相対性理論も量子力学もワープ航法も必要ない。
もちろんスペースオペラにSF的要素を持ち込んでも構わない。つまりスペースオペラには「SFに分類されるスペースオペラ」と「SFに分類されないスペースオペラ」の2種類がある。そして言うまでもなく、どちらが正しい訳でも優れている訳でもない。フィクションなのだから、面白ければそれが正解である。
そんなことを唐突に言い出した今日は午前7時起き。昨日は執筆が全然進まなかった。完全に止まっている。どうにかここを突破しないと。