インコってこんな感じかと問われると、まあ種類差もあれば個体差もあるけど、こういう子も居るんですよ、と答えるしかないですかねえ。インコ昔話に出て来るインコは、ボタンコザクラの場合が多いです。あとコンゴウもよく出て来ます。ヨウムはちょこちょこ。セキセイは少ないですね。オカメが出てこないのは、インコと名前がついているのに実はオウムだから、といった理由ではなく、単にオカメは良い子が多いのです。勿論オカメの中にも「雪女」に出て来た様な噛み付きまくる子も居るには居るのですが、全体として見ればそういう子は少数派です。甘噛みする子は多いですけど。
ともあれ、インコ昔話に出て来るインコは大体はインコらしいインコというか、あまり種類を考えなくても、ああ、インコだな、とわかる様な行動をしていると思います。そうじゃないインコも居るのはわかっているのです。アキクサとか全く違いますよね。でもまあ多くの種類のインコは、陽気でおっちょこちょいで甘えん坊でちょっと間が抜けているものなので、そこの所、ご勘弁頂きたいな、と思ったりしています。