これは、下書き用の何かアプリがいるな。と、探し求めて彷徨っていました。
前回エッセイの途中から思っていたのですが、漢検を受けたのが、去年の10月。その練習を始めたのが、夏頃。現在2024年1月中旬。
今も現在進行形で悩みは増えつつ、対応し、経過観察。各方面に連絡。
でも、漢検の話は書き終えたい。
自分の体調とドライアイの具合もあいまってなかなか進まないものですね。申し訳ないです。
さて、漢検の話。
書き順なんて教えたことはないし、気にさせたこともない。部首なんてもちろん教えていない。なので、つきっきりで勉強するんだろうと覚悟して。
漢検の本とノートを用意。鉛筆は、2B。指の滑り止めと消しゴムと。鉛筆削りは、上の子おにぃの部屋から勝手に探し出した。
探し出してる間に、自信満々で漢検の本に書き出している!これがなかなか衝撃だった。何も言わなくてもノートに書くものだと思っていた。自然に。
さっきまでの覚悟なんて甘いことを痛感。なんで何も言わずにノートに書くと思っていたのか。勉強させてないってこういう段階からやってないという事。
途方に暮れながら、ノートとはと使い方を教えてみる。おにぃとは3歳差兄弟なのだが、おにぃにこの段階のことを教えていたのは、たしか幼稚園の頃だから、実質10歳は違う。その事実にまた落ち込みそうだ。
物心つくのが遅かった私は、自分の教えてもらった覚えもないけど、自然とやってたということが結構ある。きっと、教えてもらったんだろう。先に鉛筆を削っておくことや、消しかすはゴミ箱に捨てること。本当に教えてもらったのか?
そして、教えたからってすぐに出来る訳ないのが、自閉ちゃんの悲しいところ。本とノートの置く位置が定まらない。はじめに日付と何ページと枠外に書き、本の書き順をみて、覚えて、ノートに移動し、問題番号を書き、覚えた字を書く。
途方もない。無理無理無理。ノートは早々に諦めよう。全然進まない。ノートに移動し問題番号を書く?その間に忘れちゃう。短期記憶が難しいので、ノートは、間違えたところを私が書き出して、復習用にすることにした。記憶の定着には、2週間〜半年くらいかかるらしい。
直接本にかいていいよって言った!その時、私は9級はさすがに受かるだろうとたかを括っていた。
しかし、前回も書いたが、平仮名も読めるように書かないといけないことが判明した。漢字とカタカナはカクカクしてるから書きやすいらしい。しかし、平仮名は、曲線がおおいので本人には難しいらしい。数字の3も了解の「了」に見える。とめはねも怪しい。字のバランスも取れていない。そもそも枠に収まっていない。
課題が山積み。また、ぶへってなる。
しかし、ヘルパーさんから、まずは鉛筆の持ち方からですね!!って言われて、また、ぶへってなった。
本人にやる気はあるのが救いだった。おにぃが勉強している姿ががっこいいと思っていたらしい。目標はおにぃ。なんなら抜かしたい。
漢字の指摘は、大人しく聞いて改善しようと頑張ってくれる。すぐ疲れちゃうが、そこは根気良く。少しずつ。でも、確実に覚えてほしい。と繰り返し繰り返し。何度でもノートに見本を書く。
しかし、平仮名の練習になると、表情が一変する。
なんで?平仮名なんて練習しなきゃいけないんだよ!って、表情に滲み出ている。プライドが邪魔をする。心は、中1。今まで書けていると思っていたものだから余計にプライドに傷つくらしい。
宥めてみたりすかしてみたり、もうちょっとちょっとだけ工夫するだけで点数になるんだよ、せっかく読めているのに勿体無いよ!
「あ」は、当然難しい。「お」の点もすぐ忘れる。「ま」はくるりと丸くするのは潰れてしまう。「な」にいたっては、こっちがなんでこんな文字作ったんだよって愚痴りたくなる。
あと、大事な事。
おにぃに説明。せっかく頑張っているのに、まだそんなことやってんの!?とか一言言われたら、きっともういじけてやらないだろう。言わないと思うけど、おにぃがイライラしてる時にポロッと言われても困る。
本人の将来の就職に直に関係してくること。
おにぃが目標で大事な存在なのだから、おにぃに褒められると嬉しいこと。とにかく、褒めてほしいことを念入りに。抜かしたいということは伏せる 笑
納得して、実際に褒めてくれている。思春期真っ只中のおにぃが、歩み寄ろうとしてくれているのは、母として嬉しくなんて心強いんだろうかと思った。ドライアイじゃなかったら、泣いてたね。きっと。
結構書いたと思ったのに、夏前から動いていなかった(´∀`*)
おしまい