カクヨムコン9、皆様執筆お疲れさまでした。
私の応募作品に関する小話を近況ノートに上げていきます。
毎週出すつもりが、本編の執筆がカツカツになり第二弾がこのタイミングになってしましました……
気を取り直して、紹介にまいります。
私がカクヨムコンに出している作品は、下記のものとなります。
内容が気になる!という方は是非作品フォローをいただけますと嬉しいです。
『チェンジ×チェンジ! ~クラスの男子ほぼ全員が隣の席の女子と入れ替わったので、俺は親友におせっかいを焼こうと思う~』
https://kakuyomu.jp/works/16817330667674117473クラスの男女ほぼ全員が入れ替わってしまった中で、
恋愛に消極的な主人公が
入れ替わり相手の長身イケメン女子と共に
女子と関わらずに生きていきたいの親友のお節介を焼いたりするラブコメです
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さて、本作「クラス全員が入れ替わり」という設定上
メインキャラクターの数が多くなっております。
キャラクター数が多いときは大抵、私が忘れないようにするために
何らかの法則性を設けています。
そこで今回は、『チェンジ×チェンジ!』に登場する
メインキャラクター7人の名前の由来を紹介していきたいと思います。
◆BIG4のメンバー
まずはじめに名前を決めたのは「高嶺華」です。字面からお察しの方もいるかと思いますが、彼女の名前の由来は「高嶺の花」という言葉です。「高嶺花」だとストレートすぎるので、ほんの少しだけひねって華としました。ほかの6人は、彼女の名前を起点に考えています。
まずはBIG4の4人。彼女らは、名前に関連性を持たせているのですがお気づきでしょうか。
実は「雪月花」という熟語に絡めた名前にしています。ゆき=雪、月乃=月、花=華というわけです。雪月花とは、四季おりおりの風雅な眺めを意味します。さらに、この言葉はより限定して用いる場合には
「春の花、秋の月、雪の曙(あけぼの)、夕さりの時鳥」
というフレーズがあるそうです(日本大百科全書(ニッポニカ) より)。
時鳥をそのまま名前に組み込むことが難しかったので、苗字と名前に分けて「赤“時鳥”子」となりました。
◆男子たち
女子メンバーは華がある名前にしていますが、彼女らと対比させるために男子3人の名前にはいずれも「普通」を意味する言葉が入っています。
並木 大河=「並」
竹内 虎門=「common」
野間 瑠偉=「normal」
normalの入れ方を「のーまる→のま・る」としたため、野間は苗字が固定となりました。本作を読んでいただいた方ならお分かりいただけるかと思いますが、本作では「入れ替わり相手の男女の苗字があいうえお順で並んだ時に近いこと」が重要となります。
そのため「並木」と「野間」が確定→彼らの隣の席の女子は「七海」と「野口」にすると決めました。
他方で、虎門と対になる華は、上記の経緯から苗字が先に決まっています。
そこで彼に関しては、「高嶺」と隣の席になりそうで、そこまで奇抜ではない苗字にすることを考え
「竹内」という苗字になりました。
キャラ数が多い作品を書く際は、書く側も読む側も混乱をきたすことが多いと思いますので
このように、何かキャラ同士の名づけに法則性をもたせると
覚えやすくなるのではないかと考えています。
特に、本作はラブコメ(ライトノベル)部門に応募していることから
軽い読み口が求められている=とりわけキャラ判別がわかりやすいに越したことはないので
少し気を配ってみました。
お楽しみいただけますと幸いです。
『チェンジ×チェンジ! ~クラスの男子ほぼ全員が隣の席の女子と入れ替わったので、俺は親友におせっかいを焼こうと思う~』
https://kakuyomu.jp/works/16817330667674117473