現代日本には大きく分けて、
江戸間(江戸畳)
京間(京or関西畳)
琉球畳
の3種類があります。
関東は他にも中京間、三六間という畳もありますが、私はあまり見たことがありません。
琉球畳はこの3種類の中で一番小さく、80cm~88cm×80cm~88cmの正方形をしています。
作中の畳は大体この大きさをイメージしています。
焼ける前の首里城などには畳敷きの部屋があったので、当時から畳はあったのでしょう(書院の間の畳とか見ると江戸間っぽい畳でちょっと困惑します)
作中ちょこちょこ名前が出てきている喜安さんは千利休の弟子の弟子で、茶人です。
侍従として出仕しているって言っていますが、基本的に茶道を王に教えていたという役職です。
実際作中からだいぶ後ですが、御茶道職と言う役割をもらって琉球で茶道を普及しています。
書院の間には茶道具一式を備えた御茶之間、茶室である「裏御座」などもありました。
ちゃんと炉の切ってある裏御座には一度は行ってみたかったですね。
復興したら行ってみようかな。
実は一度しか沖縄には行ったことがなく、その時も日帰りで那覇空港からタクシーで図書館に直行、帰りも図書館から空港に直行で帰ったという阿呆みたな旅程だったんですよね。観光を一切しないスタイル。