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うつくしいものだけ

さいきんの日々の中で、自分にとっていちばんこころが沸き立つ瞬間は、一輪挿しに花を挿す、という行為です。

いただいた一輪挿しに似合うであろう季節の花を選び取って、いちばんそれが自然でうつくしいと(私が)思える角度に挿す。そうすると、不思議とそれの今まで気づかなかったうつくしさ(たとえばその茎のしなりや葉の付き方、葉脈)にはっとする。

うつくしいものだけでは生きていけないからこそ、その一瞬をひときわうつくしいと感じるのかもしれません。



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