• ラブコメ

「第一巻 中学校編「ちはっ、失礼します」 Ⅲ年 「女の子たち」 (4)忘れるもの 忘れないもの」について

 前回辺りから、中学生の日常生活に重きを置いた内容になり、ラブコメの要素が一段階濃くなったところですが、どうやら駿河君は一年生の時から、「先輩」ばかりではなく「同期」にもだいぶお世話になっていたことが判明してきました。

 先輩方に「人生」とか「先の道」とかを学ぶより以前に、「日常の学校生活を満足に送る」ということを先にきちんとしてほしい、と周囲には映っていたようです。(笑)

 「おままごと」に始まり、とかく「駄目な男の子」と「しっかりものの女の子」の組み合わせが、概ね当時のステレオタイプではありましたが、実際には、中学、高校と進んでいくにつれ、「その逆」のパターンも結構な数あるのだな、と実感したおぼえがあります。
 男女の別はあっても、人間、相協力し合ってうまく生きていくのだなあ、と感心するところです。(共倒れ、というパターンもたまに見かけましたが)

 駿河君の「ちょっと違ったところ」は、まだまだ現れるのでしょうか。
 そして、ベーデさんの、今までとは違った一面が徐々に分かってきた辺りにも注目です。

 ※添付画像は、実際の人物や写真に基づくものではありません。創作物です。
 今回は、心配顔のベーデと、楽しそうなヨーサン。

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