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「第一巻 中学校編「ちはっ、失礼します」 Ⅲ年 「定期戦Ⅲ」 (5)透けたもの」について

 応援で「水を被る」ということが、いつから始まったのか分かりませんが、夏場には良く見るようになりました。

 専ら暑熱対策と、一種の「盛り上げ」的な要素でしょう。
 あれを見て、選手が「奮起」するか、といわれれば、直接的な要素は大きくないだろうと思います。(笑)

 実は、本作の舞台である「国立競技場」で水を被ると、後で大変叱られたものです。

 それは、スタンド最前列の下方にはトラック(グランド)脇の通路がぐるりと回っており、最前列で水を被れば、大なり小なりその通路に水の影響が及ぶから、という簡単な理由です。

 ですから、水を被るなら、前から数列以上は上に戻ったくらいの位置でしなければいけません。(今の新国立競技場では良く分かりませんが)

 後年、水ではなく、紙吹雪や、水に模したビニルテープを被っている光景を目にしたことがありますが、ああなると、冒頭の目的すら、どこに行ってしまったのか、もはや「ショー」的なドッキリ要素しかないようで。それはそれで、エンターテインメントとしては良いのかもしれませんが。

 ※添付画像は、実在の人物、写真ではなく、創作物です。
 今回は、水を被る前のベーデさん。

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