「発足式」やら「打上げ」やら言うと、中学生にしては仰々しいものですが、まあ、小学生の「お誕生会」に毛が生えたようなものです。
当然、酒肴が出るわけなどなくて、予算+先生からの篤志で、中学生にしては、ちょっといいお弁当に、ジュースとケーキが付くくらいのかわいいものです。
今は、中学生くらいでも外の飲食店で「打上げ」などをするようですが、「寄合」的な会合、軽い飲食を伴った集まりは、今よりも当時の方が多かったように思われます。
職場の飲み会もそうですが、現代は「個」の尊重が強いからか、なかなか「集まる」機会も多くはありませんね。個人的には「個」対「集団」の問題というより、単純に「好き」「嫌い」の問題のように思われます。「集めよう」とする側も、「忌避しよう」とする側も、どうしてもお互いに相容れないものがあるから、結果として理由に「個」の問題を持ち出して、それなりの決着を得ようとする。
こうした「それらしい理屈」を盾にして「強制」や「忌避」をしている限り、根本的な解決にはならないのですけれどね。本音も出して、その上で理屈に基づいた調整を行わないと。(あまり出し過ぎると、喧嘩になる可能性も否めませんが・・・。本音なんぞ分かっているというのであれば、建前だけを振りかざして喧嘩をすることは「嘘」かつ「不毛」ですから、お互い強制は止めたらいいということに)
※画像は実在の人物、写真を基にしたものではなく、創作です。今回は、和室のコーコさん。