駿河君が団長になったことで、愈々、話らしい話、というか、学校生活と人間模様が際立ってきます。
成長の激しい中学校では、一年生、二年生、三年生が送る学校生活というものは、(後から振り返ってみれば)連続してはいるものの大きな違いがあります。
中二病(厨二病)という言葉があるように、一年生の幼虫から、三年生の成虫に至る過程で、二年生は「蛹」という前とも後も全く異なった存在があるようにも思われます。
蛹から羽化したとはいえ、中学生では成虫にもその自覚はあまりなく、そこがまた思春期特有の苦悩と混沌の原因ともなるのですが。
※画像は、実在の人物や写真によるものではなく、創作によるものです。(今回は、ベーデとゴーチン)